自社の取組目標として『女性従業員の活躍』を挙げています。
そんな中、脱骨作業に従事しているちゃんの躍進が目覚ましい。
入社面接の際「牛肉のサバキ(脱骨)がやりたい!」と真剣な眼差しで訴えかけてきたのを今でも覚えています。
もちろん、女だからと言ってやさしく教えるつもりはないし、重い部位を一人で持つことになると宣告しました。
牛の脱骨は、1日や2日で出来るような生易しいものではありません!
教える側も「ホントに大丈夫かな…??」と思っていましたが、いざ実際に指導をしたところ、その不安は一瞬にして払拭されました。
一日一日、少しずつ教えていきますと、あれよあれよという間に出来るようになったではありませんか。
1ヶ月もたたない間にウデの脱骨は出来るようになりました。
(見てやってください、この血だらけの後ろ姿を。決してクマに襲われたわけではありませんので…。。)
女だからと言って最初から出来ないだろうと思い込むのは良くなかったですね。(そもそもこの考えが女性差別となり得ると自覚しました)
教える側も成長出来ました。
ただ、まだウデが抜ける(脱骨)ようになっただけ。他の部位もビシビシ教えます。
そうでないと、今度は”男性差別”って言われかねませんから…。。
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