🧌 ほぉ~、初めから読むんか?🧌
そう言えば、町に到着する前に虚無僧や山伏がまれに絡んでくることがある。
まずは、虚無僧。読み方は【こむそう】
あのわらで編み込んだザルみたいなヘルメットをかぶっているヤツ。どう見ても危ないヤツ。
字にあるように本当は僧侶らしい。
でも、あの様子じゃ僧侶には見えんよな。僧侶のくせに尺八拭きながらその辺の道をウロウロしてんだぜ?
時代劇ともなると、何故かガラの悪い子分を引き連れている。
道端でその虚無僧を先頭に子分が綺麗に一列で並んで歩いている。こうなると絡んで来ないわけがない、絶対に。
スーッっと一度はすれ違うものの、10メートルくらい進んだところで虚無僧が振り返る。
それを合図に子分どもが、主役たちを取り囲む。しかもキレイな円になって。
でもコイツら結構律儀で、せっかく背後に回っても斬りかからない。
で、やっぱりやられるのであった…。
最後に残る虚無僧もそのわら製のヘルメットを斜めにカットされ、正体がバレる。その素性はやっぱり顔なじみのアイツ。元同僚とか、幼なじみだったりだとか。
道端じゃないけど、虚無僧に絡まれるシーンはこっち
次に山伏。読み方は【やまぶし】
本当は読んで字のごとく、”山に伏す者”
山で厳しい修行をするらしい。だけど、時代劇では違う。ほら貝を吹きながらいきなり襲い掛かってくる。人数は1人~数人。
虚無僧らと違い、こちらは少数精鋭。軽装な出で立ちで、バク転を始め、時代背景に見合っていないキック。「蹴り」ではないキックな。しかもライダーキック並みのシュッとしたあのキック。
でも、結局は助さん&格さんコンビに殺られる。
上記好戦型の二名に絡まれなくとも、町に向かう道中に何もないわけがない。
姑息なキャラに地味な攻撃を食らうことがある。
トンッ! と軽くぶつかって…
🤡:おっと、すまねぇ。
😺:いやいや、こちらこそすまねぇ、ケガはないかい?
相手を気遣う余裕があるのもつかの間。
少し歩いて思い出したように、袖の中にあるあのポケット?をごそごそしながら…
あぁぁぁぁぁ🙀
時にすでに遅し。巾着をスられる…。
スラれキャラは大概八兵衛。これは鉄板。
大概「八」が付く役はドジか場末のキャラ設定。八つぁんとか喜八と呼ばれる役は上位の役になったのを見たことがない。
で、その八兵衛のおかげで町に着いても宿に泊まれず仕舞い。殿さまやご老公さまが野宿するわけにもいかんので、町で昔世話をしたキャラに出会い、無一文でもどうにでもなる。
そもそもうっかり役に大事な財布(巾着)を持たせるのはご愛嬌。
-さらに続く-
◆
物語の設定がもうベタ過ぎてベタ過ぎて…。。
ここまでになるともう清々しい。