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どの立場でも同じ気持ちなんだぜ…

世間ではとっくにGW休みが明けてる本日は、5月8日。
ヘヘッ、我がBEEF PLACE社は今日まで休み。

業務再開は明日より。

社長だろうが、リーダーだろうが、一般職員だろうが、気分が上がる訳がない。
労役だもの。所詮仕事なんて。

別にマイナスな気分を発散したい訳じゃない。
長期休暇明けの俺の気持ちの戻っていく過程のお話。

会社に着いて「ああ、みんな体と気分がノってねぇんだろうな」とまず感じる。

同志たち…同じ気持ちだぜ…。

お客だってそうであるに違いないと思って応対すれば、気分的には楽。
「休みが明けて、一刻でも早く会社(学校)に行きてぇよ!」なんてヤツは、今まで見たことも聞いたこともない。

間違いなく世間一般の気持ちの渦中にいる。

なんとなくそう思って昼メシを迎える頃には、通常のテンションに戻ってる。しかも面白いもんで、自分でも気付いてないんだよね。
表現するなら、体が働き慣れた職場に自然に溶け込んでいった感じ。

そう考えるなら、気分が乗らないのもたった5、6時間程度。

それを超えて尚、憂鬱ならそれはきっと五月病って言われるヤツじゃないかな。
なった事がないから知らないけど。

昼メシ食ったら、やる事やらねば。
ここからは、ダルいなんて言ってられない。

…ところが、ココがウチの恵まれたところの一つではあるんだけど、休み明けって大概、業務は昼までなんだな。
テンションが戻った状態で、業務終了。
別の考え方で「今日はどうせ昼までだから、ちょっと頑張ってみるか」って気分に持っていくことさえできる。

10日(金)からは本格業務。
全国にビーフを拡販するのが生業。

ナイフを持つ右手のマメも小さくなってきた所だ。

学生の頃は「そう言えばこの連休中何やってたっけ?」って思うほど、大した事してない。

タイムマシンがあったら、連休初日に戻りたい。
毎度毎度、連休があるたびにそう思ってる(笑)

その気持ちの矛先は次第に夜更かしへと向かい、朝になって目覚ましが俺を呼び起こそうとしても、布団が俺を慮るように離さない。

二度寝しようかな?何なら学校休もっかな?なんて気持ちが入り乱れる。
何なら、学校なんて無くなってりゃいいのに…って思ったりする。

仮病が頭をよぎる。
いや、待てホントに病気なんじゃねぇの?
しかし、熱はない模様。

行きますか…。

そしてドアを開け、自転車の鍵を解錠。
連休中にほとんど乗ってなかったもんだから、サドルに土埃。
それをさっと払いながらサドルにまたがる。

嗚呼…部屋に戻りてぇ…。

重く感じられるペダルを面倒くさそうにこぎ、どうにか発進。
そのペダルが一回転する度、帰りたい。

そうこうしている間に、他校の生徒らもそれぞれの学校に向かってる姿が目に映る。
そして、だんだん自分の学校に近づくたび、自校の同志たちしかいなくなり、戻ってきた感が押し寄せる。

アイツも同じ目をしてる。

先生も同じ目をしてる。

みんな同じ目をしてる。

席について提出物を求められる。
宿題?そう言えば、そんなもんあったな。
やった記憶もないのに、もしかしたらやったかも知れないと言う淡い期待を抱きながら、落書きだらけのノートを一応見てみる。

やってるはずもない。

強いて言うなら、その落書きに使いもしない蛍光マーカーで色を塗ってるくらい。
そんな使い方しかしてないもんだから、ペンの先が黒ずんでる。
平べったい方、細い方ともに。

先生、鉄拳をどうもありがとう。

その痛みが今になって活きてます。

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