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雨ニモマケズ

GW後半は天気がぐずつき、2,3日後にはまた晴れる。
かと思えば、急に季節が逆戻りするほどの寒い日になったり。
で、明けて初めての日曜日。

…雨。

少々、いや、まぁまぁの雨が降ったくらいじゃ、傘は差ささぬ。

男の子なんでね。
雨がパラつくくらいじゃ、ダッシュします。

と言っても、玄関から車まで。
(さすがに、200メートル先のコンビニまでダッシュとかはしません)
移動は、大概車を使ってます。
てか大都会岡山じゃ、車が無きゃどうにもなりません。

「傘ぐらい差せよ」とお思いでしょうが、色々と事情がある。
どんな事情かと言えば、雨の日に傘を差して車に乗ろうとするその時…

① 傘を差して車の前に到着
② ドアを開ける
③ 傘を畳む(柄を持ってワシャワシャ 水を払う)
④ 傘を助手席にポイッー
⑤ ドアを閉める フーッ😮‍💨

活字で表すと何の問題もないように見える。
しかし、一つ一つにドラマがある。

まず①だ。
と言うより、①の前にある序説がある。

知っての通り、雨は天から降り注ぐ。そら、そうだろう。
しかしだ、傘を差せば水難から逃れられると思えば大間違い。
足元はどうだ?
そう、水たまりが出来ているだろう。雨の副産物。

それをピョンピョンと軽やかなステップで交わさなきゃならない。

首をすぼめ、体は前傾姿勢にし、目線は前に。
さらに足元は爪先立ち、ガニ股で ヨッヨッ! と水たまりを飛び越える。
傘を差してるとそのステップの足かせとなり、さらに前方の障害物に注意が散漫になってしまう。

「じゃ、傘を差して静かに水たまりを越せばいいじゃねぇか」

仰しゃる通り。それで何ら問題はない。
ただ、この序説だけを切り取られて話をされたんじゃ、ツラい。
しかも、まだ序説だぜ?その後に問題が発生するんだ。

さあ、やっと車の前に到着。
そしてドアを開ける。
もう、十数年は経つだろうか、車の開け閉めも「キーレス」の時代。
一昔前のように、鍵穴に鍵を差してクルッっと回す必要が無くなった。
ドアノブに手をかざすだけで、解錠される。
雨の日なんかにはとても重宝する便利な機能だ。

と、感心してるのも束の間。
ドアを開けた瞬間、窓を開けるボタンの所が雨の襲来によってびしょ濡れだ。

傘を差さずダッシュでここまで来たならば、すぐにドアを閉められる。
濡れる被害は最小限に抑える事ができる。

じゃ、傘を差してたらどれだけのロスが発生するか。

→ ③ 傘を畳む(柄を持ってワシャワシャ 上下に動かす)
この手順が必至。

傘に付いている雨水を振り払わなきゃ、車内がびしょびしょになる。
この動作をしてる間に、ドンドン雨が降り注いでくる。
窓を開けるボタンが壊れそう…。
これがまだ車だからいいけど、船上なら沈没だぜ?

ワシャワシャしても完全に雨水が払えるわけじゃない。
その傘を車内にしまう。一人なら助手席にでも放り込んでおきゃ、イイんだけど、同乗者がいる場合はそうもいかない。
後ろの席に置かなきゃいけないし、その軌道に水滴がポトポトと落ちる。

この一連の動作が、傘を使った時のイヤなところ。
体の濡れはある程度は防げるが、それ以上に被害が発生する。

– 続く-

2,3年に一度くらいは、傘を使うことがある。
だけど、また使おうと開いてみるものの、サビて使い物になんない…。

ことわざ:濡れぬ先の傘
【意味】雨が降る前から傘を用意するという意から、失敗しないように前もって準備することのたとえ。

それじゃいっそのこと、雨も滴るいい男(女)を目指せ!

熊本駅のおてもやん、雨の日こそルンルンだせ!

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