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焼き肉屋の正念場!

先日、チェーン店の焼き肉屋に行って来た。

その日は、土曜日。
週末のせいもあってか、店内は大賑わい。
そもそも入店しようにも45分の待ち時間が発生。

ま、それなりに美味しくは食べることができ、満足。待った甲斐があった。

さすが全国チェーンの焼き肉店。
メインメニューはさることながら、サイドメニューにも力を入れていて、そっちの方がメインじゃないの?ってくらい豊富。
むしろ、サイドメニューで腹いっぱいになる程、注文しました。

フライドポテトは外せない。
昼にマックで食べたとしても、夜も食べられる。それくらい人を虜にさせるフライドポテト。
さらに店によって、味や形、それに皮付きなのかそうでないのか。そこもポイント。
居酒屋に行ってもまずポテトを頼むことでしょう。
塩をきつめに効かすと、さらにビールがススム。(俺は飲めんけど…)

そら、焼き肉屋であっても注文してしまう。
焼き肉屋でポテト。それにメンチカツに創作ソーセージ。
よく考えたられたメニュー構成。
飲食店は、サイドメニューで利益を稼がなきゃなりません。

実のところ、看板面メニューって利益率は低いのです。

ハンバーガー屋でも牛丼屋にしても。
サイドメニューを充実させることで、利益アップにつながる。
逆に言えば、サイドメニューを併せて販売することで注文価格全体の原価率を下げることになる。

だからサイドメニューを充実させる。
利益アップの王道だ。

今、輸入牛肉の価格の上昇率がとんでもないことになっている。
一番の要因は円安。
テレビをつけると「円安、円安」と連呼している、あの円安。

ドルに対して円が、3年前が110円、2年前が133円、1年前が140円。
そして、現在はどうか。
先週の相場で161円まで下落。
※ちなみに、2011年は75円まで円が上昇。つい13年前の話でっせ。

例えば、輸入ハラミ(US名:アウトサイドスカート)
kgあたり10ドルとして、単純計算してみると…

・3年前…1,100円
・2年前…1,330円
・1年前…1,400円
・13年前…750円
・現在…1,610円

数年前と比べてこれほどの価格差がある。
この計算は単純に「商品(ハラミ)価格」だけを勘案しただけで、他のコストは含んでいない。
例えば、輸送コスト。
原油を輸入に頼る日本はモロに円安の影響を受ける。それを背景に上昇するガソリン価格の高騰。

さらに、家賃・人件費・水道光熱費・資材費・通信費など。
ありとあらゆるものが、連鎖的に上昇している関係で、価格の上昇率は凄まじい。

ウチは、輸入ビーフを扱わないので詳しくは知らないけれど、ニュースで見る限り焼き肉店も大変そうだ…。
特に自己資本の乏しい個人の焼き肉店。

それを裏付けるように、焼き肉店の倒産が急増している。

続く…。

個人的には、チェーン店の焼き肉店より個人店の方が好き。

言い方は悪いけど、ちょっと汚いくらいの店。
店に入るなり煙に巻かれ、洗濯しないと3日程匂いが取れないくらいの換気の悪い店(笑)

さらに、吹き出し口から白い煙を吐くクーラー。
どうしたらそんなことになるの?ってくらいブォォォって出てる個人店でありがちな縦型のクーラー。

あぁ…今日も焼き肉がいいや。

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