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続)焼き肉屋の正念場!

前回の続きから読むにはコチラ

梅雨が明けた。
蝉がジージーと朝からうるさい。

そんな日曜日の朝。
胃が重い。実は昨日も焼き肉。
と、言っても焼き肉どんぶり。家での食事ですから。丼で十分。

さて、みんな大好き『焼き肉』
俺が今まで生きてきて、この「焼き肉」と「から揚げ」が嫌いってヤツは出会ったことはない。
仮にいたとしても、そいつとは友達になれそうにない。

カロリー制限なんかでそれらを避ける人もいるが、目の前に出されるとその旨さの誘惑に負けて、食べちゃうよね。
たっぷりと肉にタレを付けて、白メシをほおばる。
から揚げならウスターソースを絡め、さらにマヨネーズをぶっかけて、その大きな口にパクッ。

旨すぎるだろ😋

さて、そんな焼き肉店がドンドンなくなっている。その原因は…

・前回の記事でお話しした、円安
商品自体は何も変わっていないのに、価格だけが上昇する。そらツライ…。

・ゼロゼロ融資の返済
これはコロナ禍において、飲食店を助けようという政府や自治体からの融資(平たく言えば借金)
※ゼロゼロとは「無(ゼロ)利子・無(ゼロ)担保」という意味。

この借金を返していかなきゃなんない。
やっと、行動制限がなくなって、さあこれからバンバン売り上げをあげて「この借金を返すぞ!」って意気込んでるときに、この状況。そらツライ…。

・米国の干ばつ
アメリカで干ばつが発生し、牛のえさとなる牧草が減りそれに相対する形で牛の飼育量も減少。
その影響で、市場に出回るビーフもとても少なくなってくる。
当たり前ですが、アメリカ国内を優先しなくちゃならんわけで、輸入よりも自国の消費を優先。

アメリカ産牛肉って日本国内にじゃんじゃん入ってるように感じる。
確かに日本国内の国産ビーフの消費割合は、4割。残りの6割は輸入ビーフ。
だけど、アメリカ人って元々ビーフの消費量がハンパない。
ハンバーガーのパティのボリュームにしてもそうだし、ステーキの大きさもすごいでしょ?
それにあの体型を見ると理由が分かっちゃうよね(笑)

それを表すようにアメリカでは、輸出の割合は1割程度。
輸出割合が少ないもんだから、後回しにされるのは必須。
そして、その少ない量を他の国と取り合いになり、価格が上昇。
さらに、日本に入ってきても他の業者(店)との取り合いになり、より高値になる。

・韓国での牛肉の消費の拡大
少し前まではアメリカンビーフを最も日本が輸入してました。
しかし、今では韓国の方が多くなってる模様。

やっぱり牛肉は高価なもので、贅沢品。
それに倣うように、牛肉は所得に比例されると言われてる。
韓国国民の所得が上がってきてるので、それに比例して牛肉の消費が増えたとか。
また、SNSとかで、日本の焼き肉がウマいって投稿されているのが拡散され、韓国でも食べられるようになったとか。
(元々韓国では、豚食文化)

と言った感じに各報道機関で、記事となってる。

これらの原因で、焼き肉店の苦境が続いてる。
大手チェーンは何とか踏ん張れるかもしれないけど、やっぱりとうちゃん、かあちゃんが経営してるケチな焼き肉屋が無くなるのは寂しい…。

作られたレトロな焼き肉屋とは違い、昭和感満載のホントに衛生面大丈夫か?ってところの店がドンドンなくなってきてる。

そんな雰囲気が好きで、焼き肉屋に限らず足しげく通ったものです。
今の苦境とは関係なく、後継者問題でなくなっちゃってる部分もあると思う。

なんだかなぁ…。。

まぁ、とりあえずみんなでビーフを食べようぜ!

梅雨が明け、窓から差してくる東からの日差しがやたらと眩しい。
それに朝から晴れてるから、蝉の大合唱。

夏本番って感じ。

こんな日は、涼しさ感じる川辺の木陰でBBQしたい。

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